こんにちは、大学生ブロガーのヒロ(@Hiropto0907)です!
これは僕が就活していた時、OB訪問をした際に言われた言葉です。
この言葉がとても印象的だったので僕はこの言葉を意識して就活を行っていました。
この考え方は就活で成功するための大切な考え方だと思いましたし、これを理解すると自己分析と企業分析の重要性も更に理解できるはずです。
そのため今回は「就活=営業」という意味について解説していき、皆さんに就活で成功する考え方を授けたいと思います!
そもそも営業とは?
就活は営業である、という意味を理解するためにまずは営業という仕事について理解していきましょう!
営業とは、会社が利益を得るために自社の商品やサービスを売り込むことを意味します。
例えばあなたがサントリーの社員で酒販店(居酒屋などにお酒を卸す会社)に新商品を扱ってもらえるよう営業することになったとしましょう。
もちろんその酒販店にはアサヒやサッポロなど他の競合も営業に来ています。
そこで他の競合に勝つためにあなたが取るべき行動とは?
それは
- 自社商品を誰よりも隅から隅まで理解し
- 競合よりもどれだけ自分の商品が優れているのか理解したうえで
- この商品が酒販店に導入されることによる酒販店さん側のメリットを伝える
という事になります。
自社の商品を売る上で、その商品の良いところ・悪いところなどを誰よりも理解していないと相手に上手く提案できませんし、お客さんからの質問にも答えられません。
更にただ「この商品はすごいんですよ!」と売るのではなく、なぜこの商品がお客さん(ここでは酒販店)の売上に貢献できるか説明していかなければならないので営業では相手のお客さんの理解も必要になってきます。
ではこうした営業が就活とどのような点で「=」なのでしょうか?
就活に当てはめて考える
営業とは「会社が利益を得るために自社の商品やサービスを売り込むこと」でした。
これを就活に当てはめると、就活とは「就活生が内定を得るために、自分という商品を企業に売り込むこと」となります。
就活でエントリーシートを書いたり面接を受けに行ったりする機会が多くあると思いますが、それはすべて「自分という商品」を売り込むための場、企業に「自分という商品」を自社に採用してもらうための場なのです。
そして営業では自分の商品を売り込むために「商品の徹底的な理解が必要」と説明しましたが、これは就活でいう「自己分析」です。
自分という商品を売るために、まずは自分自身を徹底的に見つめ直し他の就活生より優れている点、劣っている点を洗い出していかなければなりません。
自分のことを理解していなければ、自分のことをアピールすることもできませんもんね。
更に面接官からの深堀に対しても、自分自身のことの理解が不足していたら適切に答えることができません。
そのため自己分析は就活において非常に重要です。
更に自分という商品を相手のニーズに合わせて提案していくことになります。
その際に必要になってくるのが企業分析。
“自分がその企業に入ることでどのように企業に貢献していけるか”、を説明していくにあたって、その企業の具体的な業務内容を理解することは必須ですよね。
そのためにも企業が持っているニーズ・課題などを分析していくことが就活では非常に重要になってきます。
徹底的な自己分析・企業分析をした人が就活を制す!
営業という視点から見ても、就活で自己分析と企業分析は超重要であることは理解してもらえたと思いますが、就活で成功する人と失敗する人の差はこうした自己分析と企業分析をどこまで深くやれたかにかかってきます。
最近話題の仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げた前田裕二さんという方をご存知でしょうか?
この方は新卒で外資系投資銀行に入社したのですが、この人の自己分析は本当にすごい。
前田さんの著書『人生の勝算』によると、前田さんは自己分析のために自分について考えた本を30冊以上書きました。
その結果、「好きな色はなんですか?」と聞かれても「僕、3色あって」と答えるそうです(笑)。
それでもまだ自己分析は足りなかったとおっしゃっています。
やはり良い会社に内定を貰う人はそれ相応にとてつもない努力をしているのですね。
みんなできることなら第一志望の会社から内定がほしい。
そのためにはそれを実現させられるほどの自己分析・企業分析をしてみましょう。
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まとめ
OBの方が「就活=営業」といった意味は、就活では営業のように自分という商品を企業に売り込めという意味だったのです。
そして自分自身を売り込むためには「自己分析」と「企業分析」は必須です。
皆さんも「就活=営業」という視点を持ち、自分のことを徹底的に分析し、更に自分がどうやったら企業に貢献できるのかを考え、エントリーシートや面接で自分のことをアピールしてみましょう!