皆さん、長期インターンシップって言葉を知っていますか?
最近一部の大学生が始めているのですが、この長期インターンシップというものを経験した大学生は就活でかなり有利になるんです。
僕も長期インターンシップを経験したことで早期に内定をいただくことができましたし、周りの友達も長期インターンシップをやっていた人は就活で成功している人がほとんどでした。
そしてお金も稼ぐことができる。
ということで今回はこんないいこと尽くしの長期インターンシップをまだ知らない人のために、
「長期インターンシップとは何なのか」を解説すると同時になぜ長期インターンシップをすると就活が有利になるのかという点について、自分の経験などに基づきながら説明していきたいと思います。
目次
長期インターンシップとは
長期インターンシップとは「週〇日、時給〇円」といったかたちで、アルバイトのように実際に給料をもらいながら企業で働くインターンシップ(≒職業体験)のことです。
学生でも社員の人と同じような仕事をすることができ、学生のうちに少しだけ社会経験を積むことができます。
給料が発生するので「有給インターンシップ」などと呼ばれることもあります。
ここで「アルバイトと何が違うの?」と疑問に思う人もいると思いますが、一番のポイントは「働く目的」です。
簡単に言うと、
- アルバイトをする目的 ⇒ お金を稼ぐため
- 長期インターンシップをする目的 ⇒ 自己成長したいから、何か新しいことがしたいから
といったかんじになります。
長期インターンシップも勿論お金を稼ぐことができるのですが、これが一番の目的ではなく、「何か新しい事をしたい」、「自己成長したい」という目的で始める人が大半です。
こうした長期インターンシップを募集している企業は、大企業というよりは中小企業やベンチャー企業が中心ですね。
就活強者の特徴
長期インターンシップが就活で有利になる理由を見ていく前に、どういった人が就活で勝ち上がっていくのかについてみていきましょう。
就活では次々に大手企業の内定を取っていき就活を無双していく学生がいます。
メーカー・金融・IT・商社など様々な大手企業の内定を勝ち取っていく訳ですが、こうした就活生はなぜこんなにも強いのでしょうか?
それは
- 「学生時代にどのような成果・結果を出したか」
- 「成果を出すにあたってどのように工夫して頑張ってきたか」
という面接でよく聞かれるこの二点をしっかりと話せるからです。
特に二番目は重要です。
新卒採用では社会人経験がない人を採用するので、学生時代どんなことをどのように頑張ったのかという部分や人柄が採用のポイントになります。
そのため面接では基本的に企業の人事は、その学生が学生時代にどのような成果を出しどのように頑張ってきたかを聞きます。
その後、それを自社の仕事と照らし合わし、「こんな風に学生時代に粘り強く必死に頑張ってきたのだから、うちの仕事でも同じように頑張ってくれそう」という未来を予測してその学生を採用するのです。
要はその人のポテンシャルを見て採用するかどうか決めている訳ですね。
ここが仕事の実績が採用のポイントである中途採用との大きな違いです。
就活で無双できる人は他にも色々な強みがあると思いますが、まずこの点が完璧に磨かれているから多くの内定を勝ち取れるのです。
一方この二点がぼんやりしていると、こうした内容を面接で深堀されたときに上手く答えることができずどのように頑張ってきたかを伝えられずに終わってしまい、中々良い結果を得ることができません。
長期インターンシップが就活で有利になる理由
それではここから長期インターンシップがなぜ就活に有利になるのか説明していきたいと思います。
面接で説得力のある成果を提示できるから
一つ目の理由として挙げられることが、長期インターンシップをすることによって面接で「学生時代力を入れたこと」という定番の質問に対し、説得力のある成果を提示して答えることができるからです。
長期インターンシップは自分の成果が数字として明確に表れます。
そして例としてこんな「学生時代頑張ったこと」を話すことができます。
「私は〇〇企業で長期インターンシップをしており、ある時チーム内でインターネット広告を使ってクライアント様の商品の売上を前年比1.5倍にするという目標が与えられました。そこで私は競合分析や自社分析、徹底的な顧客ニーズの把握をした後、それを踏まえて作った広告を作り配信しました。その後もチーム内で話し合い何度か改良を重ね、結果的にその商品の売上を1.6倍にして目標達成。クライアント様にも大変喜んでいただくことができました。」
どうでしょうか?
こうした自分の成果を「数字」を使って説明することで、面接官にどれだけの成果を出せたのかを明確に伝えることができますね。
そして先ほども述べたような就活で大事な「学生時代どのような成果を出せたか」という部分を満たすことができます。
「結果」を出すために必死に努力しているから
長期インターンシップは学生にも大きな結果が求められます。
例えば「目標利益300万」という結果を学生でも求められることが普通にあります。
こうした高い目標を与えられたらやるべきことはただ一つ。
「どうやったらこの目標を達成できるか」を必死に考え、実践するのみです。
そのためには自分で勉強したりわからない部分は社員の人に聞いたりアドバイスをもらったりして、なんとかして目標を達成しようと努力します。
こうした「目標」に向かって頑張った経験が、先ほど就活で無双できる人の二つ目の特徴である「成果を出すにあたってどのように工夫して頑張ってきたか」にあたるのです。
目標を達成するために本気で頑張った経験を具体的に話すことができれば、おのずと良い結果はついてくるはずです。
対してアルバイトでは決められたマニュアル通りに仕事をすればよいだけなので、「結果」を意識して働くことはあまりありません。
「店舗の月の売り上げ目標が〇〇万円だから、みんな一人一人〇万円の売上を出せるように頑張ってくれ!」
なんて言われることないですよね。
社会人慣れしていてコミュ力が高い人が多いから
三つ目は長期インターンシップをすると「社会人慣れしているから」という理由が挙げられます。
長期インターンシップではもちろん周りは社会人ばかり。
そうなってくると自然と社会人と話すコミュニケーションスキルが生まれてきて、社会人に対しても臆せず話せるようになってきます。
普通の大学生活では社会人と話す機会なんてほとんどないですよね。
社会人と話すことに慣れていると、面接でもそこまで緊張せず落ち着いて話すことができます。
他の学生と差別化できるから
長期インターンシップをすると色々な面で就活で有利になることは説明してきましたが、そもそも長期インターンシップをやっている学生がまだ少ないので、「長期インターンシップをやっていた」ということが他の学生を差別化することができ、就活で有利になります。
「学生時代頑張ったこと」を聞かれるときに、大半の学生はサークルやアルバイトについての話をします。
もちろんサークルやアルバイトの経験も大事なのですが、集団面接の際にサークルやバイトの話は内容が被るパターンが多く、なかなか面接官にインパクトを与えるのが難しいです。
一度面接官1人に対し、学生が6人の集団面接があったのですが、6人中4人がサークルの代表・副代表での話でした。
こうした中で自分の長期インターンシップの経験が話せれば集団面接でも有利になり、面接官にも自分の印象を強く与えることができます。
インターンシップ先で内定がもらえる
就活に有利になるどころか、長期インターンシップをするとそのインターンシップ先で内定がもらえることも。
長期インターンシップは大学生に長期に渡って仕事を経験してもらい、入社後の「こんなはずじゃなかった…」という企業と学生のギャップ・ミスマッチをできるだけ減らすために行われます。
そのため企業側も長期インターンシップは採用直結のものと捉えていることが多く、長期インターンシップをしていてそのままその企業で就職なんてこともあります。
もちろん辞退することもできるので安心してください。
就活において内定が一つあるということはかなりの精神安定剤になるので、その点でもメリットがあります。
長期インターンシップを探すなら「インターンシップガイド」がおすすめ
ここまで長期インターンシップが就活で有利になる理由を5つ紹介しました。
- 面接で説得力のある成果を提示できるから
- 「結果」を出すために必死に努力しているから
- 社会人慣れしていて、コミュ力が高い人が多いから
- 他の学生と差別化できるから
- インターンシップ先で内定がもらえるから
「長期インターンシップ、ちょっと興味あるかも」
このように思ってくれた大学生は、まずはインターンシップの求人サイトに登録してどんな長期インターンシップがあるのか自分の目で確かめてみるといいですよ。
インターンシップの求人サイトで一番おすすめしたいのが「インターンシップガイド」。
インターンシップガイドはインターンシップの掲載数が日本一、国内最大のインターンシップ求人サイトです。
僕もインターンシップガイドに登録し、このサイトで長期インターンを探して気になった企業へ応募してみました。
登録はすぐに終わるので、この機会にぜひ登録してみてください!
まとめ
いかがでしょうか?
長期インターンシップをすることで他の大学生と差別化することができて就活で有利になること間違いなしです。
「自分でもできるのかな…」
と不安に思っている人もいるかもしれませんが、誰でも最初は何か新しい事を始めるときは誰でも不安になったり緊張したりするものなので安心してください。
ですがそのあとに、「少し不安だけど挑戦しよう」と思うか「なんかめんどくさそうだし馴れたアルバイト続けよう」と思うかで、その後の人生が大きく変わって来ると言っても過言ではないと思います。
僕も最初は自分にもできるか不安になりましたが、思い切って挑戦してみれば意外と何とかなりますし、長期インターンシップを経験したことで自分のやりたい仕事がみつかり、さらに第一志望の企業から内定をもらうことができました。
- 今のままだと就活大丈夫かなと漠然と不安に思っている人
- 自分のやりたい仕事ってなんだろうと悩んでいる人
こんな人はまずはどんな長期インターンシップがあるのか探してみるところから始めてみてください!
長期インターンシップを始めれば、きっと普通の大学生活では経験できない貴重な経験をすることができるはずですよ。
こんにちは、大学生ブロガーのヒロ(@Hiropto0907)です!