「大企業から内定がほしい」
こう考えて片っ端から大企業にエントリーして内定を取りにいこうとする就活生は大抵就活で失敗してしまいます。いきなり大企業の選考を受けても準備不足により撃沈してしまうんですよね。
じゃあどうしたら大企業から内定を手に入れることができるのでしょうか。
その答えは「まず最初に中小企業から選考を受けてみる」ということ。
そこで今回は、就活はまず中小企業から選考を受けるべきである理由について、僕の実体験と漫画『インベスターZ』を基に解説していきたいと思います!
『インベスターZ』は、三田紀房による日本の漫画。『モーニング』(講談社)にて2013年28号から2017年29号まで連載。投資をテーマにした作品で、実在の人物や、『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』や『マネーの拳』の登場人物も出てくる。(wikipediaより)
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就活はまず中小企業から
就活でまず初めに中小企業を受ける理由は、「大企業を受ける前に十分面接の練習を積むため」です。
(インベスターZ(5巻)Kindle版 P16より引用)
これは物語の登場人物の一人、町田浩子(大学3年生)が就活セミナーに参加し、そのセミナーの講師である転職アドバイザーの海老沢康生が就活生に話している場面です。
海老沢は「就活の序盤はまだまだ準備不足で面接にも慣れておらず、選考で落ちるのは当然だ」と述べていますね。
最初に大企業ばかり受けると当然のごとく面接で落ち、面接で落ちまくった結果自信が喪失し、段々自分が受ける企業の持ち駒が減っていき焦っていく…という悪循環に陥ってしまうのです。
(インベスターZ(5巻)Kindle版 P17より引用)
そんな悪循環に陥らないためにも就活ではまず最初に中小企業の選考を受けて、面接での受け答えの練習をしましょう。
中小企業でも最初は選考で落ちてしまうと思います。
しかし練習と割り切りどんどん面接の実践練習をしていくことで自然と面接での受け答えにも慣れてきて、選考の結果も一次面接で落ちていたのが二次面接まで進めるようになり、更に最終面接まで…と飛躍的にレベルアップできるのです。
また中小企業は大企業と比べて選考の倍率が低いため内定を得られるチャンスが高い。
とは言え中小企業でも内定を手に入れるためにはたくさんの努力が必要となってきますが、もし内定を手に入れたらその内定は自分の「精神安定剤」として機能してくれるのです。
就活中に内定をまず一つ持っておけば、かなり精神的に楽になり落ち着きが得られます。
こうした落ち着きが更に面接でのパフォーマンス向上につながり、好循環を生み出すのです。
ここで少し内容をまとめてみましょう。
- 大企業を受ける前に面接慣れをするため
- 内定という精神安定剤を手に入れるため
面接練習するための中小企業の探し方
大企業を受ける前にまずは中小企業、という話でしたが就活生の皆さんは「どうやったら中小企業を探せばいいの?」と悩む人もいるでしょう。
(インベスターZ(5巻)Kindle版 P20より引用)
その悩みに対して僕の経験から少しアドバイスしてみたいと思います。
僕も本命の企業を受ける前にいくつか小~中規模のベンチャー企業を受けようと思ったのですが、最初は企業選びの方法に悩んでいました。
その悩みを解決してくれたのは「ONE CAREER」と「ニクリーチ」。
まずONE CAREERの「イベントを探す」というところで毎日新しい会社説明会が開催されていないか、インターンシップ・本選考の募集がなされていないかチェックします。
(出典:ONE CAREER)
そこで新しい募集があったらとりあえず申し込む。そして人事の方とお会いして面接の練習をする。
これを繰り返し場数を踏むことで面接で大体聞かれることも分かってきますし、面接での受け答えも慣れてきます。
ニクリーチでも一緒で、ニクリーチは自分のプロフィールを登録すると人事の方からスカウトが来るサービスなのですが、スカウトが来たら知らない企業でもとりあえず企業に足を運んで人事の人に会ってみました。
(出典:ニクリーチ)
とにかく必要なことはフットワーク軽く行動することです。
正直どこが自分に合った企業なのかネットを見ていても分かりません。
実際に企業の人と会ってみて初めて、自分に合う企業かどうかが分かるのです。
そのためにも行動あるのみ!
そうすることで僕はあまり聞いたことない企業だけど話を聞いてみたら面白い企業だった、という発見を何回もすることができましたし、それと同時に面接の練習を積むことができました。
(インベスターZ(5巻)Kindle版 P24より引用)
漫画中のセミナーの講師は最後にこの中小企業の探し方には個性が出てその人の真価が分かると述べています。
皆さんも僕の方法を試してみるのも良いですし、他に自分なりの探し方を見つけ出して行動に移してみてください!
まとめ
今回は、就活ではまず最初に中小企業を受けるべき理由について述べてきました。
準備不足のまま第一志望の企業を一番最初に受けて、一次面接で撃沈してしまっては取り返しがつきませんよね。
そのためにも徹底的に他の企業で練習を積んでから第一志望の企業を受けるようにしましょう!
ちなみに今回紹介した「インベスターZ」は投資についての漫画なのですが、企業分析や就活のノウハウ、大学生が知っておきたいお金の知識といったことを漫画でわかりやすく学べる作品で超オススメの漫画です。
ぜひ皆さんもこれを機にインベスターZを読んでみてください!
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こんにちは、大学生ブロガーのヒロ(@Hiropto0907)です!