王者マンチェスターCが快勝!VARでゴール取り消しの歴史的場面も【プレミアリーグ第1節】

2019年8月9日、ついに2019ー20シーズンのプレミアリーグが開幕しました。

海外サッカーファンの方は、本当に待ちわびた瞬間ですね。

これから毎週末は非常に楽しみな日々が約10ヶ月間続くと思うとワクワクしています。

今シーズンのプレミアリーグはマンチェスターシティの3連覇がかかるシーズンで、今シーズンもシティが優勝候補筆頭、リヴァプールやトッテナムがそこに割って入ってこられるかというところが注目ポイントです。

そのほかにはエヴァートンがモイーズ・キーンを始めとした優秀な選手を積極的に補強したり、アーセナルも珍しくぺぺやティアニーといった優秀な若手選手を補強するなど、トップ4争いも熾烈を極めそうですね。

今シーズンからはマンチェスターシティやアーセナルといった、僕のお気に入りのチームを中心に、試合のレビューを書いていこうと思いますので、よろしくお願いします!

第1回目は絶対的王者のマンチェスターシティのウェストハムを相手にした開幕戦のレビューです。

得点シーン

1.前半24分:G・ジェズス(0ー1)

右サイドに展開し、マフレズがボールキープしたところを右サイドバックのカイル・ウォーカーがオーバーラップ。

トップスピードのウォーカーにスルーパスを供給し、相手の左サイドを打開したウォーカーが中央へクロス。

ディオップが触りコースが変わるも、ジェズスがうまくボールに触り先制点!!

2.51分:スターリング(0ー2)

中盤でボールを奪ったシティがロングカウンター。

シルバが持ち上がり、ディフェンダーを引きつけてデ・ブライネにパス。

そのデ・ブライネが相手センターバックのバルブエナを交わして、左サイドのスターリングにパスを出し、スターリングが冷静にシュートを決めて2点差に。

3.74分:スターリング(0ー3)

右サイドに流れたマフレズにパスが入り、左利きのマフレズが得意の形に持っていくためにカットイン。

様々な選択肢がある中で、左サイドから全速力でラインブレイクしたスターリングに絶妙な浮き玉スルーパス!

オフサイドぎりぎりで抜け出し、スターリングは冷静にループシュートで今日2点目を記録。

4.84分:セルヒオ・アグエロ(0ー4)

マフレズがエリア内でディオップに倒されてPK獲得。

キッカーのアグエロはファビアンスキに一度止められるものの、VARでPKやり直しになり、2回目はアグエロがきっちり決めて4点目。

5.91分:スターリング(0ー5)

4ー0になっても手を抜かないシティは、中盤で強度の高いプレスをかけてボール奪取。

マフレズが持ち上がり、スターリングへスルーパス。

スターリングはファビアンスキの逆をついた冷静なシュートで、開幕戦ハットトリック!!

試合はこれで終了し、シティはアウェー戦にも関わらず5−0で快勝を納めました。

王者シティの完成度がすごい

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終わってみれば5−0でシティの圧勝。

やはり王者シティの完成度は非常に高かったですね。

特にサイドバック、CMF、ウイングの3人の連携が素晴らしく、特に左サイドのジンチェンコ、シルバ、スターリングが絡んだ崩しは圧巻でした。

5点中3点がサイド攻撃を起点としたもので、シンプルな攻撃なのですが、ポジショニング、質的優位性を最大限活用した攻めは見ていてとても楽しかったです。

ウェストハムは弱いチームではないのですが、プレスのかけ方が少し甘く、プレスを簡単にかわされて危ない場面を多く作られてしまいました。

ディフェンス時は4-4-2で守っていましたが、ディフェンスの見直しを早急にしないと今シーズンは苦戦する匂いがしますね・・・

一方シティも懸念点はあり、後半は左サイドバックのジンチェンコの裏を狙われる場面が何度もあり、エデルソンのスーパーセーブで失点にはなりませんでしたが、トップ6と戦う時はここのケアが非常に重要になってきます。

次はホームでトッテナム戦となるので、攻撃力はそのままに、ディフェンスを修正してしっかりとホーム開幕戦勝利してほしいです!