— Marcelotwelve (@MarceloM12) 2017年12月13日
ブラジル代表で、現在はレアルマドリードで活躍しているマルセロ。
マルセロはブラジル代表ではワールドカップに出場し、所属するレアルマドリードではチャンピオンズリーグで3連覇に貢献するなど世界最高の左サイドバックとも呼ばれています。
今回はそんなマルセロのポジションやプレースタイル、また性格や奥さんといった私生活面についても解説していきます!
目次
プロフィール
まずはマルセロのプロフィールから!
マルセロはブラジルの首都リオデジャネイロで生まれ、そこを本拠地としているフルミネンセでサッカー人生をスタート。
当時から他の選手よりもズバ抜けて上手く、18歳でブラジルのA代表に選ばれ、それを機にたくさんのヨーロッパのクラブからオファーを受けました。
そこでマルセロはレアルマドリードへの移籍を希望し、2007年1月、移籍金600万ユーロで19歳のときにレアルマドリードへ移籍。
今年でレアル11年目とレアル一筋の選手です。
名前:マルセロ・ヴィエイラ・ダ・シウバ・ジュニオール(Marcelo Vieira da Silva Júnior)
生年月日:1988年5月12日
出身地:リオデジャネイロ
身長:174cm
体重:75kg
利き足:左足
クラブ:フルミネンセ(2005-2006)
→レアルマドリード(2007)
背番号
マルセロの背番号は「12番」です。
レアルマドリードでもブラジル代表でもこの背番号をつけてプレーしています。
マルセロは以前「12番」をつけてプレーする理由について以下のように述べていました。
12というのは、僕にとって特別なナンバーなんだ。自分が生まれた日であると共に、親友が付けてプレーしている背番号でもあるだからね。
(引用:soccerking)
この“親友”が誰なのか調べた限り分からないですが、12には思い入れのある背番号だということがよくわかりますね。
マルセロの奥さんや子供について
マルセロにはクラリセ(Clarice)さんという奥さんがいます。
サッカー選手の奥さんは美人な人が多いので有名ですが、マルセロの奥さんもさすが元モデルということでめちゃくちゃ美人な方ですね!
そして現在は3人の子供に恵まれ幸せな家庭を築いています。
そして長男のエンツォくん(8歳)はレアルマドリードの下部組織でプレーし、将来トップチームでの活躍が期待されている選手です。
そしてさすがマルセロの息子。
ボールコントロールがめちゃくちゃ上手く、つい先日レアルの12選手とのヘディングのチャレンジが話題になり、エンツォくんのとてつもない才能が話題になりました。
仲間思いで陽気な性格
やはりブラジルの選手ということもあって、マルセロは陽気な性格でチームを盛り上げるムードメーカーです。
そして仲間思いの選手でもあり、先日クリスティアーノ・ロナウドがレアルマドリードを退団するということでマルセロのコメントが話題になりました。
以下日本語訳です。
さよならを告げる時が来たんだね…。まさかこんな日が来るなんて、思ってもみなかったよ。人生に永遠なんてないんだな。だから僕は、君が新たな旅で最高に幸せになれることを願っている。10年間、君の隣にいた。この10年間、楽しいこと、素晴らしいフットボール、勝利、敗北、そして、素晴らしい瞬間に立ち会えた。君から多くのことを学んだ。君の姿勢は、今まで見てきたアスリートの中で圧倒的なものだった。試合前の君との談笑、決勝戦前に君の経験に安心させてもらったこと、若手への愛情、その全てが恋しくなると思う。史上最高の選手である君とプレーできたことが僕の誇りだ。一人の人間としても偉大だった。僕が現役を退いた時、バーに座ってビールを手に持ち、君の物語を自慢して、写真を振り返るつもりだよ。(
レアルファンの僕はもう泣けますよ…
もうマルセロとロナウドの一緒のプレーが見れないと思うと寂しいですね。
このようにマルセロはチームメイト思いのめちゃくちゃいい人なんです。
マルセロのポジション
マルセロのポジションは左サイドバックです。
レアルマドリードとブラジル代表の不動の左サイドバックとして活躍しています。
しかし昔は守備に不安があったのと、有り余る攻撃力を活かすために一列前の左サイドハーフとして起用されていました。
その後モウリーニョがレアルマドリードに就任し、ディフェンスの戦術などを学んで守備面を向上させたことによって左サイドバックで起用されるようになります(とは言え今も守備に難がありますが…笑)。
マルセロのプレースタイル
常に高いポジショニングを取る
マルセロは普通の左サイドバックではなく、超攻撃的な左サイドバックとして知られています。
それはマルセロのポジショニングを観たら一目瞭然です。
マルセロは左サイドバックでありながら、敵陣内に入って常に高い位置にポジションを取っています。
時には相手のペナルティボックス付近にいることも(笑)
これだけ高い位置まで来られたら相手の右サイドハーフ、右サイドバックは当然警戒しますしディフェンスに専念せざるを得ません。
ですがこれだけサイドバックが高い位置を取ると、マルセロが空けたスペースは相手チームにとっては攻めどころですよね。
そのためカウンターを受けるときはマルセロの裏のスペースを狙われやすいです。
しかしその穴を埋めてくれるのが世界最高のセンターバックであるセルヒオ・ラモス。
マルセロのスペースもしっかりとカバーリングしてくれます。
サイドだけでなく中央へドリブルで攻め上がる
サイドバックはサイドに張りサイドを駆け上がってクロス、というのが基本的なプレースタイルですが、マルセロはサイドだけでなく中央へドリブルで攻めあがることができます。
これが他のサイドバックと大きな違いですかね。
マルセロが中央へドリブル突破をすることで、相手のマークがずれ決定的なチャンスを生むことができます。
このマルセロのプレーは年々磨かれており、2016-2017シーズンのバイエルン相手に見せた6人抜きは衝撃的なプレーでした。
観たことない人は今すぐ見てください、異次元なプレーですから(笑)
ディフェンスの選手がこんなプレーをしてしまうのですから相手選手もお手上げですね…
思い切りのいいシュートが武器
ドリブル、クロスなどなど超攻撃的な左サイドバックのマルセロですが、シュートもえぐいです。
レアルが右サイドから攻めているときはマルセロもペナルティボックス手前まで上がるので、こぼれ球に対して思い切りのいいミドルシュートを打ちます。
また左サイドから中にカットインして右足でシュートを決めることも。
もはた左ウイングがやるようなプレーをマルセロはしてしまうのです。
去年の日本との親善試合でも右足の強烈なミドルシュートを決めてましたよね。
サイドバックにもかかわらず右でも左でも強烈なシュートを打てるマルセロ、反則です。
まとめ
今回はマルセロのポジションやプレースタイル、そしてプロフィールについて解説してきました!
高いポジショニングを取り、ドリブルやシュートがめちゃくちゃ上手い超攻撃的な左サイドバック、マルセロ。
今年で30歳ですがまだまだ超人的なプレーを見せてくれると思うので、2018ー2019シーズンのマルセロには要注目です!