現地時間で8月24日の正午、プレミアリーグ第3節リヴァプール対アーセナルの試合が行われました。
互いに開幕から2連勝で迎えたビッグ6同士の注目の一戦。
リヴァプールはいつも通り4−3−3のフォーメーションで、フィルミーノ、サラー、マネの強力な3トップに期待がかかります。
対するアーセナルは4−3−1−2のフォーメーションで、2トップにオーバメヤンとぺぺという快足FWを並べ、守備重視でカウンターを狙う戦術で臨みます。
前半はリヴァプールがポゼッションを高めるものの、中々決定機が作れない展開に。
逆にアーセナルはディフェンスラインを後方に保ち、中央を固めリヴァプールのクロスボールをしっかり跳ね返していきます。
最初に決定機が訪れたのはアーセナル。
前半34分、リヴァプールのコーナキックをアーセナルが跳ね返し、ぺぺがボールをかっさらい一気にカウンター。
ロバートソンも交わしキーパーと1対1になりましたがリヴァプールのGKアドリアンが冷静にセーブ、何とか難を逃れました。
リヴァプールはポゼッションを高める一方で中々好機を作れていませんでしたが、ついに前半40分、リヴァプールに先制点が生まれます。
アーノルドの右コーナーキックから、正確なクロスボールをソクラティスに競り勝ったマティプが渾身のヘディングシュート!
このシュートがゴールに突き刺さり、ホームのリヴァプールが1-0で先制しました。
Gooooooooooooooooooal Matip 😍😍❤️@MnbrMadrid5 pic.twitter.com/S951jkVBm9
— @MnbrMadrid5 – عز (@mnbr3zHD) August 24, 2019
後半も先制した勢いそのままにリヴァプールが攻める展開に。
47分、エリア内でパスを受けたサラーをダビド・ルイスがユニフォームを引っ張りPKを献上。
これをサラーが左上にしっかりと決め、リヴァプールが2-0と突き放します。
更に58分、勢いが止まらないリヴァプールはファビーニョの縦パスをサラーがダビド・ルイスを交わして右サイドを突破。
サラーがそのままトップスピードでゴール目掛けてドリブルをし、レノとの1対1を冷静に沈め3-0としました。
Salah bullying Arsenal!
What a goal and what a performance by Liverpool!#LFC #LIVARS
— RouteOneFootball (@RouteOneTweets) August 24, 2019
その後ルーカス・トレイラが1点とり一矢報いるものの、試合を通じてリヴァプールが盤石の戦いぶりをみせ、プレミアリーグ唯一の開幕3連勝。
逆にアーセナルは今シーズン初黒星となりました。
中途半端な戦術と、ダビド・ルイスを弱点が全て出た試合
苦手とするリヴァプールとの一戦だったため、勝ち点1を持ち帰れればいいかなと思っていましたが、やはり今のアーセナルとリヴァプールには歴然とした差がありました。
この試合で気になったのは2点。
一つ目はカウンターの戦術にも関わらず、セバージョスを先発起用した点。
前節大活躍だったセバージョスでしたが、この日はディフェンスに専念する試合となり、持ち前のゲームの組み立てやドリブル、パスは鳴りを潜めました。
守備重視のサッカーをするなら、守備力の高いルーカス・トレイラを先発にすべきだったんじゃないかと思います。
二つ目は今シーズン新加入したダビド・ルイスの雑なプレー。
モウリーニョもダビド・ルイスのことを集中力を欠くときがあると言っていましたが、2失点目のPKを与えたシーンは完全に集中力を欠いていたプレーでしたね。
更に3失点目も簡単にサラーに交わされ、この試合はダビド・ルイスの悪いところが全部出たような試合になりました笑
前節のプレーがよかった分、今日の試合は残念でした。
DAZNの解説の方もおっしゃっていましたが、攻撃的なサッカーでガチンコで勝負するアーセナルを見たかったです。
ラカゼットが入ったことで1点決まったわけですし。
次節はホームでトッテナムを迎えます。
今シーズン4位以内に入り、CL出場権を確保するためにも非常に重要な1戦になるので、今回の反省点はしっかりと改善し、アーセナルらしい攻撃的なサッカーで勝ち点3を獲得してほしいです。