Acaba mi décima temporada en el Real Madrid. Ganar mi tercera Champions es más de lo que cualquier canterano pudiera soñar. Gracias a todos por el apoyo y el cariño. ¡HALA MADRID! 🏆🍍💪😀#LosSueñosNoTieneLimite pic.twitter.com/DVqxqFBK2R
— Lucas Vázquez (@Lucasvazquez91) 2018年5月30日
現在レアルマドリードでプレーし、ロシアワールドカップではスペイン代表としてプレーしたルーカス・バスケス。
レアルマドリードではクリスティアーノ・ロナウドやベイルといった豪華攻撃陣にスポットライトが当てられがちですが、そんな中着実に実力を上げているのがバスケスなんですよね。
昨シーズンまで就任していたジダン監督にも高く評価されていて、この2~3年でどんどん成長してきました。
そこで今回はそんなバスケスのプレースタイルやポジション、そして私生活面まで解説していきたいと思います!
プロフィール
まずはバスケスのプロフィールについて。
スペインの北西部の小さな街、クルティスで生まれ地元のユースチームでプレーしていました。
その後レアルマドリードユースに入り、下部組織やエスパニョールへのレンタル移籍などを経て、現在はレアルマドリードのトップチームに所属しています。
名前:ルーカス・バスケス・イグレシアス(Lucas Vázquez)
生年月日:1991年7月1日
出身地:クルティス
身長:174cm
体重:70kg
クラブ:レアルマドリードC(2010-2011)
→レアルマドリードC(2011-2014)
→エスパニョール(2014-2015)
→レアル・マドリード(2016-)
背番号
バスケスはレアルマドリードでは「17番」をつけています。
一方スペイン代表では先日のロシアW杯ではレアルと同じ17番にすると思いきや「11番」をつけていました。
そのため特に17番に思い入れはなく、できれば11番をつけてプレーしたいのでしょうか。
しかしレアルの11番はベイルがいるので、ベイルが退団しない限り11番をつけるのはなかなか難しそうですね。
ルーカスバスケスの奥さん
続いてはバスケスの恋愛事情について!
バスケスにはMacaさんという奥さんがいて、4年間の交際を経て2017年に結婚しました。
インスタのプロフィールを見ると体育学を専攻し、体育教師の免許も取得しているようです。
お互いのインスタからこれでもかってぐらいラブラブ度が伝わってきます(笑)
ポジション
バスケスは基本的に右サイドのポジションでプレーします。
レアルマドリードでは「4-3-3」のシステムの場合だと右ウイング、「4-2-2」だと右のサイドハーフですね。
またレアルの本職の右サイドバックの選手(カルバハル、ナチョ)がケガで離脱することになった際は、右サイドバックでもプレーしています。
実際に昨季のチャンピオンズリーグで右サイドバックとして起用されましたが、そこで及第点のプレーを見せジダン監督の期待に応えました。
このようにバスケスは右サイドであればどこでもプレーができるユーティリティープレーヤーなんです。
そのためレアルマドリードには欠かせない存在です。
プレースタイル
切れ味鋭いドリブル&クロス
バスケスは切れ味抜群のドリブルが得意です。
右サイドのライン際でボールを受け、そこから前を向いてドリブル開始。
シザーズやボディフェイクで相手の重心をずらしドリブルで相手をかわしていきます。
そして相手を抜き去った後は中央へクロス。
クロスの精度も高くボックス内にいる選手へ浮き球、グラウンダー問わず質の高いクロスを供給します。
バスケスのクロスから得点が多く生まれていて、昨シーズンはリーグ戦でチーム2位の7アシストを記録しました。
レアルマドリードはサイド攻撃が主体なので、バスケスのプレースタイルはレアルにとても合っていると言えますね。
バスケスのドリブルのテクニックやクロスが分かる動画がこちら!
レアルには珍しい“走り屋”
昔は“銀河系”と呼ばれるなど、レアルマドリードにはたくさんのスター選手が在籍しプレーしています。
こういったスター選手は「俺が俺が」という意識が強くて、なかなか「チームのために」走ったりディフェンスをする選手って少ないんですよね。(最近のレアルはこういった傾向はなくなりつつありますが)
そんなスター選手が多い中、バスケスは黒子役に徹しチームのためにかなりの距離を走ります。
サイドでのディフェンスも献身的で、こういったチームへの献身性がジダン監督から評価されるポイントなんですよね。
実際バスケスはレアルマドリードにジダンが就任してからプレーする機会が多くなっています。
サッカーの上手さでいったらベイルやイスコには劣るかもしれませんが、こういったチームのために走りディフェンスしてくれるバスケスは彼らよりも価値が高いと思います。
課題は得点能力
ドリブルやクロスでチャンスメイクをしてくれ、チームのために走りディフェンスも献身的なバスケス。
レアルファンとしてはチーム思いのバスケスが大好きです。
しかしバスケスがもう一段上のレベルの選手になるには、やはり「得点力」を上げることが大事になってきますね。
どうしてもレアルの右ウイングの選手としては得点が物足りない。
ライバルであるイスコやアセンシオはリーグ戦とCLを合わせて大体8~10得点。
一方バスケスはリーグ戦とCL合わせて5ゴールと少し寂しい結果に。
やはりオフェンシブな選手が評価されるのってゴールという“数字”ですよね。
バスケスはもっと活躍できる選手だと思うので、来シーズンは10得点10アシストを目指して数字でも評価される選手になってほしいです。
まとめ
今回はルーカスバスケスのポジションやプレースタイルを解説してきました。
来シーズンのレアルはクリスティアーノ・ロナウドが抜け、更に元スペイン代表監督のロペテギが就任するなどますますバスケスのプレーする機会が多くなりそうです。
そのため来シーズンはゴールにアシストと今まで以上に躍動するバスケスに期待します!