こんな疑問を持っている人に向けてこの記事を書いています。
こんにちは!大学生のときTOHOシネマズのアルバイトを3年間していたヒロといいます。
最近はAmazonPrimeやネットフリックスで映画を家でも簡単に観られる時代ですが、やっぱり人気作品は映画館の劇場で見てみたいもの。
一方で映画館のチケットは大人は2,000円弱と安くありませんし、せっかく映画館で観るなら座席選びを失敗したくないですね。
そこで今回はTOHOシネマズで3年間アルバイトし、お客様に座席予約のサポートや案内をしていた経験から、
- 映画館の席を選ぶポイント
- 映画館のおすすめの席
- 逆に選んではいけない席
- 良い席を取る方法
などを徹底解説していきます!
この記事を読んで映画館のおすすめの席を予約して、良い座席で映画館での映画鑑賞を楽しんでくださいね!
目次
映画の見やすさを決めるポイント
まずは映画館での映画の見やすさを決めるポイントを説明します!
ポイントは「高さ」と「角度」の2つです。
高さ
映画館の高さをイメージしやすくしてもらうために、映画館を横から見たイメージ図を作成してみました。
映画館はスクリーンの前方にスペースがあり、そこから階段上に座席を積み上げている構造になっています。
そのためもうお分かりだと思いますが、
- 座席に前に行くほどスクリーンに近く、見上げるようなかたちになる
- 後ろに行くほどスクリーンに遠く、見下ろすようなかたちになる
というところが重要なポイントなのでまずは覚えておいてください!
角度
2つ目の角度について。
こちらは映画館を上から見たイメージ図で解説していきます。
映画館のスクリーンの横幅に対して座席が位置されているような構造になっています。
(端の座席の人も見やすくするために若干弯曲しているスクリーンもあります。)
そのため角度に関しては、
という部分を覚えておいてください!
映画館のおすすめの席
映画館の座席選びのポイントを理解いただいたところで、次はTOHOシネマズでバイトしていた経験からおすすめの席を3つ紹介します!
座席中央部分の後方
「とにかく良い席で観たい」という方におすすめなのがこの座席。
目線の高さがスクリーンの中央にあり、角度もスクリーンの中央に対して直角がベストです。
首も全く疲れないですし、距離感もちょうどいいので超人気の席ですね。
では実際の映画館ではどこの座席になるのでしょうか。
実際のTOHOシネマズの座席を見てみると、赤枠で囲った箇所で、スクリーンに対して中央で、真ん中よりも若干後ろのポジションになります。
(画像引用元)
一方で真ん中の場合だと、周りに人が座っているので出入りがしづらくなるデメリットも。
とはいえデメリットを凌ぐメリットがあると思うので、映画を最高の位置で観たいという方は、座席全体の中央部分に対してやや後方を選ぶようにしましょう。
メリット | デメリット | |
座席全体の中央部分に対してやや後方 |
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座席中央後ろの席は非常に良いポジションなので、プレミアボックスシートといった席が配置されているスクリーンもあります。その場合はプレミアボックスシートの後ろの席を取りましょう。
目線の高さで通路寄りもおすすめ
「良い席で観たいけど人が周りにいない方がいいな」という方におすすめなのが、目線の高さの通路寄りの座席。
若干スクリーンに対して角度が付きますが、赤枠のようにスクリーン中央寄りの座席の端側であれば全然観やすいので安心してください。
通路寄りに座れば片方は確実に人が隣に座らないですし、満席でない限り人が隣に座ってくる確率は低いです。
もしトイレに行きたくなってしまっても、すぐに出られるので周りのお客さんの邪魔になることもありません。
僕は一人映画するときはいつもこのポジションで映画を鑑賞していて、周りを気にせず映画を観たいという方はこの席を選んでみてください!
とはいえ通路寄りの席は真ん中に座る人が出入りしやすいです。
そのデメリットは頭に入れておきましょう。
通路寄りの場合上映時間ギリギリの時間に入ってしまうのがおすすめです。
メリット | デメリット | |
目線の高さで通路寄りの席 |
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カップルは目線の高さの2人席がおすすめ
最後にカップルなどの2人組のおすすめの席!
もちろん座席中央のやや後ろ目のポジションがベストなのですが、2人きりの時間を楽しみたいという方には目線の高さにある2人席がおすすめです!
(スクリーンによってはない場合もあるのでご了承くださいm(_ _)m)
実際の席はこちら!人気席なのですでに3分の2が埋まってました。
この座席がスクリーンにあって、カップルでデートで映画鑑賞する際はこちらの席を一度予約してみてはいかがでしょうか?
映画館でおすすめしない席
おすすめの席を3つほど紹介しましたが、逆にここは選んではいけないといった席も3つ紹介します。
それぞれの席にもメリットはあるのですが、デメリットが大きすぎるのでおすすめしていません。
メリット・デメリットそれぞれ解説していきますね。
一番前など前方
「映画の迫力を感じたいから前の席を取ろう!」
このように考えている方はご注意を。
確かにスクリーンとの距離が近いと映画の映像の迫力を感じることができますが、先ほど説明した通り前の席であるほど低い席になり、見上げるかたちで映画を観る事になります。
10〜15分であれば大丈夫ですが、2時間前後の映画を首を上げたまま観るのは相当疲れます…
また、スクリーンに近すぎるので視界にスクリーンが収まらないというデメリットも。
それでも映画の迫力を感じるために前で見る!という方は止めませんが、おすすめしたくない席No.1です。
メリット | デメリット | |
一番前など前方 |
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端っこ
「周りを気にせずゆっくり観たいから一番端でみようかな」
そんな方には端っこではなく先ほど紹介した通路側の席をおすすめしたいです。
端っこの席はスクリーンを観るのに角度がつきすぎてしまい、逆側の映像が非常に見づらくなります。
正直メリットもほとんどなく、一番前の席と並び、映画館でおすすめしたくない席の2トップです。
メリット | デメリット | |
端っこ |
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一番後ろ(スクリーンが広いとき)
最後に1番後ろです。
これはスクリーンが400人前後入るような場所での話です。
一番後ろの席は後ろに人がいないので後ろを気にしなくなるというメリットはありますが、400人ほど入る場所だと、スクリーンから遠く映画の臨場感が薄れてしまいます。
字幕映画の場合、遠くて字幕が見えづらい…なんてことも。
一番後ろの席が好きな方もいらっしゃいますが、400人前後入るような大きな場所では、わざわざ一番後ろの席で見ず、先ほど紹介したおすすめポジションで見て欲しいです!
メリット | デメリット | |
一番後ろ |
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良い座席を予約するためには
ここまでで映画館の構造と、良い席悪い席をご理解いただけたと思います。
一方で今回紹介した席は映画好きの人はもちろん知っていますし、人気の席になります。
ゆえに人気作品であればあるほど、こういった人気席は争奪戦になる可能性も。
そういったことを避けるためにもネット予約しましょう。
基本的にどの映画館も上映日の2〜3日前からネット予約可能です。
映画館 | 詳細 |
TOHOシネマズ |
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イオンシネマ |
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109シネマ |
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ユナイテッドシネマ |
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MOVIX/ピカデリー |
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良い座席が埋まっていた場合は?
超人気作品でネット予約しようにも「良い席が全然ない…」といったときはどうしたらいいでしょうか。
個人的にはその上映会はスキップして、良い席が取れる時間帯 or 映画館で予約することをおすすめします。
映画館で映画を観るのって安くないですよね。
大人であれば約2,000円、DOLBYやIMAXなどにするとこの金額よりも更に高くなります。
今の時代AmazonPrimeやネットフリックスで家で映画を観れるのに、せっかく映画館で映画を観るのであれば席を妥協すべきでないです。
映画は結構面白かったけど見にくかったな〜と後悔しないためにも、ぜひ良い座席で映画鑑賞してください!
まとめ
最後にまとめです。
- 映画の見やすさは「高さ」と「角度」で大きく変わる
- ベストは座席中央のやや後ろといった「目線の高さ」で見られるポジション
- 前方、端っこ、一番後ろはおすすめしない
- 必ずネット予約して良い席を確保して映画を観よう
上記Pointを抑えて良い席を確保し、映画館での映画鑑賞を楽しんできてください!
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