こんな疑問を持っている方に向けてこの記事を書いています。
こんにちは!大学生のときTOHOシネマズのアルバイトを3年間していたヒロといいます。
映画館の魅力は何と言っても大きなスクリーンと臨場感を生み出す音響。
気になる映画であれば映画館で映画を観て、非日常感を味わいたいですよね。
一方で映画館に行く時に
- 誰を誘うか
- 誘った相手と映画の好みが合うか
など悩ましく感じる時もあり、一人映画を検討している方も多いはず。
今回は一人映画を検討している方に向けて、元映画館スタッフである僕がひとり映画の楽しみ方から席選び、おすすめの時間帯などについて解説します。
僕は映画館で働き始めてからひとり映画にハマり、今では気になる映画があればほとんど一人で観に行ってしまうほどです。
トータルで50回以上はひとり映画をしているんじゃないでしょうか。
そんなひとり映画を極めた僕が今回紹介するひとり映画の楽しみ方をぜひ参考にしてみてください!
目次
一人映画は恥ずかしい?→実は一人映画映画する人多いです
ひとり映画をしたことがない人にとって、
- 1人で映画観るのって恥ずかしい
- 1人で映画観てるのを笑われそう
と思っている人も多いはず。
しかし全くそんな心配することはありません。
映画館でアルバイトをしてみてわかったのですが、実はひとりで映画を観に来る方はめちゃくちゃ多いんですよ。
また、アスマークの映画に関する調査によると、ひとりでも映画を観に行く人の割合は「43%」となっており、今は2人に1人は一人映画を経験しています。
映画館のスタッフも「あの人ひとりで映画観に来てる笑」なんて全く思いません。
周りにはたくさんひとり映画しに来ている人はいるので、恥ずかしがらず安心して一人映画しに来てOKですよ!
一人映画のメリット
好きな映画を観られる
やっぱり一人映画の一番のメリットはこれですね。
超人気映画であれば友達や恋人と観たい映画が一致しますが、意外と相手が自分が観たいジャンルの映画はあまり興味がない、といったこともしばしばあると思います。
あまり興味のない映画に友達を付き合わせてしまうのも悪いですよね。
ましてやその映画がつまらなかったりしたらますます申し訳ない…
そんな周りのことを気にせず、自分の好きな映画を観られるのが一人映画のメリットです。
好きな時間に観られる
ひとり映画は誰と予定を合わせるわけでもないので、自分の好きな時間、好きなタイミングで映画を観に行くことができます。
仕事帰りにフラッと映画館に立ち寄って映画を観て帰るなんてことも可能。
一方友達と行くとなるとお互いの予定を合わせなきゃいけないですし、連番で座席を取らなければならないなど何かと面倒なんですよね。
しかしこれが一人映画になるとこういった作業はすべて必要なくなるので、めちゃくちゃストレスフリーで楽なんです。
一人映画のデメリット
映画鑑賞後に感想を共有する人がいない
面白い映画を観たらその感想を誰かと共有したいもの。
しかしひとり映画だと「あそこのシーンめっちゃ良かったよね!」みたいな感想の共有ができなくなります。
僕はひとりで面白かったシーンを思い返すだけで十分なのであんまりデメリットには感じませんが、これが理由でひとり映画したくないという人もいるので人それぞれですね。
一人映画におすすめの席
座席は自分の好きな場所でいいのですが、僕がおすすめしたいのは通路側の座席ですね。
僕が一人映画をするときはいつも通路側の席なのですが、通路側の席をおすすめする理由は2つあります。
隣に人が座る可能性が低いため
映画館の人気の席は後方の真ん中。
首の疲れない高さでど真ん中で観たい人が多く、大体真ん中の席から埋まり始めるため、この辺りの席を取ると左右にお客さんがいる可能性が高くなります。
一人で来ているのに隣が家族連れの方やカップルだった場合ちょっと嫌ですよね。
その点通路寄りの座席はそこまで人気ではなく密集しないため、隣に人が座る可能性は低く、映画鑑賞中は完全に一人の世界になることができます。
「通路寄りって見にくいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、前の方の席を取らなければ意外と観やすいです。
例として実際の映画館の座席表で見てみると、「24」「25」の縦の列が通路よりの座席で、やや後ろのH~N列あたりがおすすめですよ。
出入りがしやすく、すぐに帰れる
2つ目のメリットは通路側であれば出入りがしやすいこと。
真ん中の席だと人をかき分けて出入りする必要がありますが、通路側であればそのようなことがないのでストレスフリーです。
上映時間ギリギリに入って通路側の席に座り、上映が終わったら速攻で帰る、といったことも可能。
一人映画が初めてでまだちょっと人の目を気にしてしまうといった人には特におすすめです。
一人映画で選ばない方がいい席
個人的に一人映画で選ばない方がいい席についても紹介しておきます。
真ん中の席
通路側の席をおすすめしたときも触れましたが、真ん中の席は見やすい分人気で、且つ出入りがしにくいので一人映画にはやや不向きかなと思います。
もちろん「ど真ん中で観たい!」という方にはおすすめなので、デメリットを理解した上で検討してください!
前方の席
2つ目のおすすめできない席はスクリーンに近い前方の席です。
スクリーンに近い方が見やすいでしょ!ということで前方の席を選ぶ方もいますが、スクリーンに近い席だとスクリーンを見上げるかたちで見ることになり、首が疲れるなど非常に見にくいんですよ。
実際のスクリーンを例にすると、A~Eの高さの座席ですね。
壁際の席
最後は壁際の席です。
「一人で映画を観るし、人の邪魔にならない端っこで観ようかな」という人もいるかもしれませんが、端の座席はスクリーンに対して角度をつけてみるかたちになるので非常に見にくいです。
実際のスクリーンを例にすると、1~2、28~29列あたりですね。
一人映画を更に楽しむには
ここまで一人映画のメリット・デメリットや座席の選び方を解説してきましたが、最後に一人映画を更に楽しむポイントを4つご紹介します!
一人映画をするのにおすすめの時間帯
まずは時間帯から。
こちらは「朝一番」か「夜」がおすすめですね。
理由は映画を観に来る人が少ないから&ひとり映画しに来ている方が多いから。
やっぱり初めてひとり映画をする方だと、最初はどうしても周りの目が気になるものです。
そこで人が少なく、且つひとり映画をしに来ている方が多い朝一番の映画か夜のレイトショーがおすすめします!
事前予約は必ずしよう
次に座席の予約について。
ここは必ずインターネットでチケットを事前予約しておきましょう。
あらかじめ座席を予約しておけばいちいち券売機に並ぶ必要もありませんしスマートですよね。
TOHOシネマズであれば2日前から予約することができるので、早めに好きな席を予約しておくことをおすすめします(キャンセルはできないのでご注意を!)
上映時間の開始時間で入ろう
映画館の上映時間に記載されているぴったりの時間に入るとスムーズです。
例えば下記の映画だと「12:30~14:55」の時間で上映されると書いてますが、実際は12時半に映画が始まる事はありません。
よくよく見てみると、映画館が指定している上映時間と、映画の上映時間に差があるんですよね。
この差が映画の予告など、映画館側からのお知らせの時間になります。
映画の上映時間 | 131分 |
映画館が指定している時間 | 145分 |
予告など | 約14分(145分 – 131分) |
なのであまりに早くスクリーンに入ってしまうと映画が始まる前に30分も待った…なんてこともあるので、映画館が指定している時間のぴったりぐらいに入りましょう!
せっかくならポップコーンをお供に
最後にぜひ映画鑑賞のお供にポップコーンを買ってみてください!
「映画館のフードメニュー高いんだよね…」
こんな風に思っている人も中にはいると思いますが、映画館のポップコーンって出来たてで美味しいしコンビニの安いポップコーンとはレベルが違います。
元映画館スタッフが言うとステマみたいになりますがこれはガチです(笑)
僕はいつも塩のポップコーンを注文して溶かしたバターをかけてもらってます。
ポップコーンにバターのコラボは反則レベルで美味しいです。
ひとりなのでサイズはSサイズで十分でしょう。
値段もSサイズなら310円です。
せっかく一人で映画館に来ているので、更に贅沢な時間を楽しむためにも、ぜひ映画館でポップコーンを買って映画館を雰囲気を味わってください!
まとめ
今回はひとり映画の楽しみ方から席選び、おすすめの時間帯などについて解説してきました!
ひとり映画を一度やってみると、その快適さからやみつきになること間違いなしです。
ぜひ皆さんも今回紹介した方法でひとり映画に行ってみて下さい!
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