(画像引用:ロナウドInstagramより)
日本時間9月24日、セリエA第5節「ユヴェントス対フロジノーネ」の試合が行われました。
イタリアの絶対王者であるユヴェントスと、今季セリエAに昇格したフロジノーネとの試合ということもあってユヴェントスが大量得点で勝利するなんていう展開も考えられる試合でしたが・・・
ユヴェントスはフロジノーネの固いディフェンスに苦労し、ボールポゼッションは70%を超えるもなかなか得点を奪えずスコアレスドローで終わってしまうことも考えられるような厳しい状況でした。
しかしそんな中、前節に引き続きまたクリスティアーノ・ロナウドがやってくれます。
後半81分、味方のシュートのこぼれ球をペナルティエリア内にポジショニングを取っていたロナウドにボールがこのれてきたので、そのままダイレクトで左足を振りぬきます。
ボールはゴールキーパーの手をかすめゴール右に突き刺さりました。
そして後半アディショナルタイムにはロナウドがカウンターの起点となりベルナルデスキのダメ押しゴールをお膳立て。
結果はユヴェントスが2-0で勝利をおさめ開幕5連勝を達成しました。
引き分けも考えられる試合でもしっかりとチームに勝ち点3をもたらすロナウドのプレーは本当にすごいです。
これでセリエAでは5試合に出場し3得点と、得点ランキングでは3位まで上がりセリエAでの得点王もかなり現実のものとなってきましたね。
イタリアに渡って見られた変化
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Un’altra importante vittoria! Avanti cosi ragazzi, tutti insieme! #finoallafine
まあマンチェスターユナイテッド、レアル・マドリードといったビッグクラブで圧倒的な結果をおさめてきたロナウドなのでこれぐらいのプレーは普通なんですが、イタリアに行って圧倒的に変わったところが一つあります。
それは「チームメイトとの関係性」です。
これまでは味方がゴールを決めてもあまり喜ばなかったり、試合でいいプレーを見せられなかったらサポーターに叩かれたりと人間関係が上手くいってるとは必ずしも言えない状況でした。
しかしこの試合ではロナウドが決めた瞬間、ベルナルデスキを始めピッチにいたユーヴェの選手が駆け寄り、更にベンチの選手も出てきてゴールを喜ぶといった光景が。
更にベルナルデスキが2点目を決めたシーンはロナウドが真っ先にゴールを祝福しに行きます。
こんなのはレアル時代には全く見られなかったので、びっくりすると同時になんか感動しました。
スペインでは脱税の問題やサポーターとの関係性、更にペレス会長との関係など色々とストレスがあったので、イタリアではそういった問題はなく伸び伸びとプレーしているのではないでしょうか。
ずっとロナウドを応援してきた僕としては、こういったロナウドの姿を見れたのはめちゃくちゃ嬉しいですね…
セリエAに移籍した当初は果たして活躍できるのか不安なところもありましたが、そんな僕の不安をロナウドは一瞬で消し去ってくれました。
ぜひ今シーズンはセリエA8連覇&得点王はマストで達成してもらい、CLではユーヴェに優勝をもたらしてほしいです。
スペイン時代のストレスから解き放たれたクリスティアーノ・ロナウド。
もしかしたら今シーズンも伝説的なプレーを見せてくれるかもしれません。