
皆さんはNEO(ネオ)という仮想通貨を知っていますか?
「中国版イーサリアム」と言われていて、今大注目の仮想通貨の一つなんですよね。
僕も調べれば調べるほどかなり有望な仮想通貨であることが分かってきました。
そこで皆さんにもNEOの魅力を知ってもらいたく、今回は仮想通貨NEO(ネオ)の特徴や買い方、将来性について解説していきたいと思います!
目次
仮想通貨NEO(ネオ)とは

(引用:https://neo.org/)
仮想通貨NEO(ネオ)とは分散型アプリケーションのプラットフォームのことです。
プラットフォームの名前がNEO、そこで使われる仮想通貨の通貨名をNEOといいます。
NEOはブロックチェーン技術とスマートコントラクトを組み合わせた「スマートな経済」の実現を目的として作られました。
イーサリアムのようにスマートコントラクトが搭載されていたり、仮想通貨が作られた目的がイーサリアムと似ていることから「中国版イーサリアム」と呼ばれたりしているんですよね。
元々は「Antshares(アントシェアーズ)」という名前だったのですが、2017年にこれを「NEO」に変更しています。
現在の仮想通貨の時価総額は6位(下図)。
最近めちゃくちゃ伸びてきた仮想通貨なんです。

(引用:https://coinmarketcap.com/#JPY)
NEO(ネオ)の特徴

ここからはNEOの特徴について見ていきましょう。特徴は以下の5つです!
- 技術者が開発しやすい環境になっている
- 取引を処理するスピードが速い
- ウォレットに移すとGASトークン付与
- ブロック承認方法にDBFTという独自の技術を使用している
- 様々なdAppsが開発されている
➀技術者が開発しやすい環境になっている
NEOはJavaやC#、Phythonといった様々なプログラミング言語でスマートコントラクトを書くことができます。
対してイーサリアムは「Solidity」という独自の言語で記述しなければなりません。
つまりNEOは新しいプログラミング言語をわざわざ学び直す必要がなく、開発者にとって開発しやすいプラットフォームなのです。
➁取引を処理するスピードが速い
NEOの特徴としてTRS(1秒間に処理できるトランザクションのこと)の速さが挙げられます。
NEOは1秒間に1000件以上のトランザクションを処理できます。
イーサリアムは1秒間に15件なので、この二つを比べただけでもNEOの速さが際立ちますね。
➂ウォレットに移すとGASというトークンが付与される
NEOにはNEON walletというウォレットがあるのですが、このウォレットにNEOを入れておくと「GAS」というトークンが分配されます。
NEOとGASトークンの関係性について以下の文章を引用させていただきます。
NEOのブロックチェーンにおいては、NEOとNeo Gas(以下、GAS)という二種類のトークンが存在します。
NEOトークンは全部で1億NEOがありますが、既にその全てが発行されており、半分の5000万NEOは既に一般販売され、残り半分の5000万NEOは管理側が保管をしています。
GASは新たにブロックが生成されたときに、NEOトークン保持者にその持ち分に応じて配当として与えられるトークンです。(引用:NEOはどのようなコンセンサスアルゴリズムによって運営されているのか)
なるほど、NEOの新しいブロックが承認されたときに、NEOトークンをウォレットに保管しておくとそのNEOトークンの量に応じてGASトークンを配当として得られるのですね。
これはNEOトークン買ってガチホしたくなる…
④ブロック承認方法にDBFTという独自技術を使っている
NEOはDBFTという独自技術を使ってブロックの承認を行っています。
このブロックを承認する技術をざっくり説明すると、
- まずNEOトークン保有者がBookkeeperという新たなブロックを作る人を選ぶ
- 選ばれた複数のBookkeeperの中から、ランダムで一人の代表者とその他の投票者に分かれる
- 代表者がブロックの承認作業を行う、そのブロックについて投票者から66%の支持を得られたらブロック承認
- 66%の承認が得られなけば、また代表者を決め直して、再びブロックの承認作業
- 66%の承認が得られるまで繰り返す
といったかんじになります。
このDBFTというブロックの承認システム、とても民主的なことが特徴です。
NEOを持っていればブロックの承認作業に少しでも関わることができるんですね。
仕組みが面白い!
⑤様々なdAppsが開発されている

NEOはdApps(分散型アプリケーション)が豊富です。
NEOのプラットフォームを使って様々なプロダクトの開発やプロジェクトが行われています。
ADA、EOS、TRONといったプラットフォーム系の仮想通貨って最近人気のなのですが、肝心なdAppsが存在しないことが多いんですよね・・・
しかしNEOはそんなことありませんでした(笑)
NEOをベースとしたdAppsについては、イケハヤさんがブログでしっかりとまとめてくれていたので引用しておきます。
イケハヤさんの情報収集力半端ない…
- NEX:分散型取引所
- Switcheo:分散型取引所
- AdEx:分散型取引所
- NeoTrade:トレーディングプラットフォーム
- RedPluse:NEMベースでICOしたプロジェクト
- Zeepin:クリエイター向けの権利管理・決済システム
- Qlink:P2Pで電波をシェア
- Neo Smart IoT:その名の通りIoT。
- Imusify:音楽市場に特化した分散型プラットフォーム
- Chain Line:P2Pの宅配サービス
- BlockAuth:ログインサービス
- Phantasma:コンテンツ管理システム
- Turing Complete Smart Contract:スマートコントラクトの実装
- Krypton:スマートコントラクトの実装
- NepSwap:スマートコントラクトプロトコル
- Lucky NEO:オンラインくじ
- Neo Raffle:オンラインくじ
- Smart Promise :貯金アプリ
- Neo Fund:クラウドファンディング
- Sunny dApp :天候デリバティブ
- NEO Name Service:NEOドメインのネームサー
NEOの価格・チャート

上のグラフはBinanceのNEOのビットコイン建てのチャートです。
12月中旬から上昇相場が続いています。
NEOの価格は2018年1月30日時点で「1NEO=0.014319BTC」。
「1BTC=120万円」とすると約17000円といったところですね。
7月14日にBinanceに上場した時は「1NEO=2800円」ぐらいだったので、上場してから約6倍価格が上昇しています。
NEOの今後・将来性
NEOの将来性についてですが、僕はNEOはこれからも伸びていく将来性のある仮想通貨だと思いました。
その理由を二つご紹介します。
dAppsの開発がどんどん行われている
先ほども説明しましたが、NEOは開発者にとって開発がしやすい環境であり、NEOのプラットフォームでは様々なdAppsが開発されてきています。
このまま順調にNEOのdAppsが開発されていけば、必然的にそのプラットフォームで使われるNEOの価値も高まってくるでしょう。
中国独自の発展を遂げる可能性がある
もう一つの理由は、NEOが中国の経済圏で独自の発展を遂げていくと思うからです。
日本含め世界各国では
- ネットショッピング=Amazon
- 検索=Google
- SNS=Facebook
といったように、外資系企業のサービスが生活に浸透していってますよね。
しかし中国はこうした影響を受けず、
- ネットショッピング=アリババ
- 検索=バイドゥ
- SNS=Wechat
といったように自国の企業が中国のITインフラを支えています。
そのため、プラットフォーム系の仮想通貨はイーサリアムが世界では有名ですが、中国はイーサリアムではなくNEOが発展していくのではないかと考えられます。
この考え方は丸の内OL玲奈さんのブログから学ばせていただきました。
イーサリアムがロシアのスマートコントラクトの機能を備えた仮想通貨だとしたら、アメリカ版はLisk、そして中国はNEOとそれぞれの経済圏で独自の発展を遂げるかもしれません。
更に中国は第13次5カ年計画に「ブロックチェーン」という言葉が直接入っていることから、中国がこれからブロックチェーンの技術の開発に本格的に取り組んでいくはずです。
そうなった時に、国内発の「NEO」が中国のブロックチェーンの開発を引っ張っていくのだと僕は思うため、NEOには将来性を感じました。
- これからもdAppsが開発されていくから
- 中国独自の発展を遂げていくと思うから
NEO(ネオ)の購入方法
最後にNEOの購入方法についてサラッと説明します!
NEOは日本の取引所に上場していないので、海外の取引所を使う必要があります。
そこでEOSを購入するにはBinanceという仮想通貨取引所がおすすめです。
取引手数料が0.05%で取り扱う仮想通貨の種類も100種類と、今世界で一番人気のある仮想通貨取引所なんですよ。
買い方の手順は以下の通りです。
- Zaifやcoincheckでイーサリアムを購入
- 購入したイーサリアムをBinanceへ送金
- そのイーサリアムを使ってNEOを購入(イーサリアム建て)
登録も1分ほどで終わり、本人確認をする必要もないので登録しておいて損はない取引所です。
以前登録方法や、Binanceのメリット・デメリットについて解説しているので興味のある方はぜひご覧ください!
NEO(ネオ)まとめ

今回はNEOの特徴、買い方、将来性について解説していきました!
- 中国で生まれた分散型アプリケーションのプラットフォーム
- スマートコントラクトが実装されていて、中国版イーサリアムと呼ばれている
- 技術者が開発しやすい環境になっている
- 取引を処理するスピードが速い
- ウォレットに移すとGASトークン付与
- ブロック承認方法にDBFTという独自の技術を使用している
- 様々なdAppsが開発されている
- このままdAppsが開発されていけば、NEOの価値は更に高まってくる
NEOは調べていけば調べていくほど魅力的な仮想通貨であることがわかりました。
早速、NEOを購入しようと思うのですが、余剰資金がない・・・(笑)
まあここで焦らず余剰資金ができたらBinanceでNEOを買ってみようと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
また、時価総額上位の仮想通貨についていくつかまとめているので、よかったらそちらもご覧ください????
こんにちは、仮想通貨ブロガーのヒロ(@Hiropto0907)です!