
このトロンという仮想通貨、最近かなり注目が集まってきている仮想通貨なんです。
特にツイッター上で。
その理由としてはフォロワー約40000人を抱えるインフルエンサー、丸の内OL玲奈さん(@reinabb3)さんが冬のボーナス60万円をトロンという仮想通貨にぶち込んだことが大きな理由ではないかと考えられます(笑)
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年末ジャンボ宝くじを買うより草コインを買いましょう⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾一位の銘柄に玲奈の冬のボーナス全額を投資して資産公開していきます!
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その影響か最近ツイッターのタイムラインがトロンだらけ(笑)
さすがに詳細だけは知っておこうとサクッと調べたところ・・・
このTRONという仮想通貨、かなりの将来性を持った仮想通貨であることが分かりました。
僕がトロンについて勉強して感じたことは、
「中国の市場を考えていて、かなりマーケティングが練られている仮想通貨」
といった印象です。
皆さんにもTRONが秘める可能性について知ってもらいたい!!
「TRONって何?」「TRONは将来伸びそうなの?」と疑問に思っている方、ここでちょっとTRONについて勉強しましょう!
目次
TRON(トロン)とは

トロンの説明をするにあたって、やはり玲奈さんの解説が一番わかりやすいので引用させていただきました!
トロン(TRON)はブロックチェーンと分散型ストレージ技術を用いて世界的な無料のコンテンツエンターテインメントシステムを構築することを目指すプラットフォームです。
TRONコインをプラットフォーム内で使用し、通貨単位はTRXとなります。
要するにトロンというプラットフォームを使えば、誰でも無料で自分の写真や音楽・動画・ライブ映像といったコンテンツを配信することができるというわけです。
そしてそのプラットフォーム上でライブ動画を始めとするコンテンツを視聴して、もし応援したい人がいればTRONコインを送り、配信者の活動を応援・支援できるという仕組みです。
TRONの何がすごい?

TRONの一番すごいところは、ブロックチェーンの技術によって配信者と視聴者の間に存在する第三者の存在を排除することができるという点です。
例えば、近年Youtubeを使って自分で作ったコンテンツを配信し、お金を稼いでいる「ユーチューバー」という方がいますよね。
こういったユーチューバーの方は、自分が配信した動画に載せた広告による収入で生活をしています。
また「1視聴=0.1円」とも言われていたりもします。
こういったマネタイズ方法は、動画の質を上げることを重視するより、動画の質は低くても動画を拡散させて再生回数を増やせばより多くの収入を上げられるのです(話題になる動画を作るのも十分すごい)。
「動画の質<動画の再生回数」といった状況。
これでは誰かがどんなに質の良い動画を作ったとしても、配信数が伸びなければ中々収入を得ることができないのです。
一方TRONのプラットフォームはブロックチェーン技術を使っているためYoutubeといったような配信者と視聴者の間に存在する第三者が必要なくなります。
そのため広告によるマネタイズ方法から「トロンのプラットフォーム上でずっと応援してもらえるような濃いファンを獲得し、トロンコインをもらう」というマネタイズ方法に変わってくるのです。
その結果、配信者はコンテンツの質を上げることに専念することになるので、全体のコンテンツの質が上がっていき私たちユーザーもより良いユーザー体験ができるようになります。
ブロックチェーンの技術によって、コンテンツを配信する人とそれを視聴する人の間の第三者を取り除くことができる。それによりコンテンツの質が上がり、より良いユーザー体験が可能に。
日本・中国のライブストリーミングの現状
ここまでトロンの概要・特性について解説してきました。
しかし一つ疑問に思うことがあります。
実際にライブ配信を見て配信者にお金をあげるような人たちなんているのでしょうか?
僕はそういった経験がないので、このサービスがどれぐらいのインパクトがあるのか最初はイメージがつきませんでした。
そこでここでは例として日本と中国のライブストリーミングの現状についてそれぞれ見ていこうと思います。
日本の現状
日本のライブストリーミングサービスで有名なものと言えば、「SHOWROOM」というサービスが有名ですね。
「SHOWROOM」は無料で誰でも配信&視聴ができるライブ配信プラットフォーム。
SHOWROOMにも配信者へ無料・有料で応援ができる「ギフティング」というサービスがあり、月に1000万円稼ぐ配信者もいるそうです。
あまりなじみのない方も多いかもしれませんが、日本でも徐々にライブストリーミングサービスが始まっていて、更にそこのプラットフォームで活躍し、稼ぐ人も出てきているのですね。
中国の現状
中国ではモバイル端末の急激な普及によって動画サイトが増加し、若年層にとってスマホによる動画視聴が一般化しているようです。
更に中国の全インターネットユーザーの約50%近くがライブストリーミングを視聴していて、この人数は3億4400万人という数字に置き換えることが可能です。
つまり今中国ではライブストリーミングが激アツなんですよ。
そして実際にライブ配信者にお金を送る人がいるのかという点については、SHOWROOM代表取締役社長の前田裕二さんが著書「人生の勝算」を読めば現状が分かります。
中国・広州にあるYY(中国のライブ動画配信サービスを提供する企業)のオフィスを訪ね、現地で実際にYYユーザーの方々にお会いしました。バーチャル上だけしか使えない、いわゆるアバターのようなデジタルカーを100万円で買うユーザーがいました。おひねりのようなデジタルアイテムに、数百万円など信じられない金額を使うユーザーがいました。そしてそのデジタルアイテムを投じる対象となる配信者には、月に数千万円の売上を達成するような人も出てきていました。
(中略)
中国では一人っ子政策の影響か、男女の需給バランスが崩れていると一人のユーザーが解説してくれました。多少お金を持っていても、街の中に使う相手がいない。リアル世界でフェラーリを買っても助手席に乗せる相手がいない。であれば、オンライン上の美女をターゲットとしてデジタルのフェラーリでもって承認欲求を満たした方が幸福度が高い。そういう理屈でした。
(引用:人生の勝算 P179~181より)
中国ではこのように異常なほどライブストリーミングが流行っており、このライブストリーミングサービスに巨額なお金をつぎ込む人が存在するのです。
このように日本と中国ではライブストリーミングが流行ってきており、「配信者が視聴者から支援してもらう」というマネタイズ方法はもうすでに行われていることが分かりました。
ライブストリーミングは人々の根源的欲求を満たす
ちなみにこういったライブストリーミングサービスは、引用部分の最後にも書いてありましたが、人々の根源的欲求である「承認欲求」を満たせるツールなんです。
配信者は自分の作った動画を観てもらい、いいねされたりお金をもらうことで承認欲求を満たせる。
視聴者は自分の好きな配信者を支援することで、その配信者から感謝されたりオンライン上ですがコミュニケーションをとることで承認欲求を満たせる。
どちらの承認欲求も満たすことができるウィンウィンのサービスなんですね。
最近やたらインスタグラムが流行っているのも、たくさんの「いいね」をもらって自分の「承認欲求」を満たしたい人が大勢いるからなのです。
TRON(トロン)の将来性
ここでTRONの将来性について考えてみましょう。
- 日本・中国のライブストリーミング市場の拡大
- 人々の根源的欲求を満たせるサービス
- トロンのプラットフォームを使うことで、配信者のマネタイズ方法の変化・コンテンツの質の向上につながる
この3つの事実を考えてもTRONは十分将来性がある仮想通貨だとが考えられます。
また更に短期的な視点と長期的な視点からTRONがこれから成長する仮想通貨なのかを考えてみましょう。
アリババとの提携
短期的な視点から見て、更にトロンが爆上げするとしたらアリババとの提携が引き金になるでしょう。
玲奈さんのブログにも記載されていましたが、あくまで憶測とはなりますが中国版アマゾンと呼ばれるアリババとTRONが提携したら価格はとんでもないことになりそうですね!
TRONいまは26円です!まだまだ行きますよ。私のボーナスの60万円が一週間で260万円です*\(๑• ₃ •๑)*
ちなみに上昇の理由はこれ。
来週有名な上場企業とのパートナシップ締結をJustinが発表したからです。アリババだったらとんでもないことになります。 https://t.co/o7osTmB8HP
— 玲奈@丸の内OL仮想通貨ブログ (@reinabb3) 2018年1月4日
通信料の壁
長期的な視点に立つと、通信料の壁が考えられます。
まあこれはトロンがこのまま成長していったと仮定しての話なので、ぼんやり読んでください(笑)
動画やライブ配信をスマホで観るには相当な通信料が発生しますよね。
せっかくトロンのプラットフォーム上に様々なコンテンツがあってもWi-Fi環境下でしか見ることができなければ、機会損失も甚だしいです。
この問題に対して「5G」への移行が一番の解決策なのではないかと考えられます。
もし仮に5Gが実現し、人々が通信料という問題を気にすることがなくなれば、これはトロンの成長を後押しすることになるに違いありません。
IoTにより身の回りのモノがインターネットでつながることによって通信回線を利用するデータ量の急増が見込まれるという現状を踏まえれば、遅かれ早かれ5Gが実現するのは間違いないでしょう。
とは言えまだプロダクトはできていない
散々トロンの魅力、将来性について語ってきましたが、実はトロンはまだプロダクトが一つもできていないんですよ(笑)
プロブロガーのイケダハヤトさん(@IHayato)さんも「プロダクトがないのに時価総額上位に入るのは過大評価」とおっしゃっています。
というわけで。/ TRONとADAは過大評価。時価総額ランキングが形骸化している件……。 : まだ仮想通貨持ってないの? https://t.co/Q3sYXIvHaB
— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2018年1月5日
記事を書いている1月5日も、けっこうトロンの値動きが激しく一時「1TRX=33円」となりましたが、その後25円まで落ちています。(下のグラフはイーサリアム建てでみたトロンのチャートです)

僕は10000円くらいトロンに投資してみようと思いますが、どっちに振れるか分からない今の状況で資産の半分とかを突っ込むのはおすすめしません笑
あくまで余剰資金で…
プロダクトが開発されれば市場に相当なインパクトを与えるのは間違いありませんが、プロダクトがない分詐欺かどうか判断できる状況でもないのです。
例のトークンについては流石に何もないところに時価総額上がりすぎでしょってのと、大手ECサイトを絡めた噂が出てたのでアレかなと思って言及した。本当にプロダクトがなにもない分、詐欺かどうかすら判断できるフェイズにない。よって自分からは最終判断はノーコメントです。「っぽい」とは思うけど。
— ヨーロピアン (@sen_axis) 2018年1月5日
まとめ
今回の記事のポイントは以下の通りです!
- トロン(TRON)とは世界的な無料のコンテンツエンターテインメントシステムを構築することを目指すプラットフォームのこと
- トロンのプラットフォームを使うことで、ブロックチェーンの技術により配信者は中間的搾取がなくマネタイズできる
- 中国のライブストリーミング市場は激アツ
- ライブストリーミングは人々の承認欲求を満たすサービスで、これからも伸びることが期待される
- アリババと提携すれば更に爆上げ
- 5G実現が未来のトロンの成長を後押し?
- とは言えまだプロダクトもできていないので、投資する額は少しがおすすめ
トロンの魅力・そしてトロンの将来性について伝わりましたでしょうか?
個人的にはまだプロダクトができていませんが、日本で成長している企業「SHOWROOM」と似ている分、トロンが実現しようとしていることはイメージしやすく、これから伸びる可能性は十二分にあり得ると思います。
あくまで予想ですが笑
今回はサクッと調べただけなので細かい技術的な部分は触れられませんでしたが、今後トロンの技術についての記事も書きたいな~と思っている次第です!
そしてトロンに関する情報もどんどんツイートしていきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました(/・ω・)/
こんにちは、仮想通貨ブロガーのヒロ(@Hiropto0907)です!
今回は今話題の「TRON(トロン)」という仮想通貨の詳細と将来性について考えていきたいと思います。