
就活において年々重要性が増し、実施する企業も増えているインターンシップ。
就活を始めたばかりの人は「とりあえずインターンシップに参加してみよう」と思った人も多いのでは?
しかし一部では「インターンシップに参加することは意味がない」という人も。
その理由は「時間の無駄」「内定に繋がらない」など様々な意見が見られます。
本当にインターンシップは意味がないのでしょうか?
僕はそうは思いません。
そこで今回はインターンシップに参加する意味についてじっくり考えていきたいと思います。
目次
インターンシップに行くのは意味ないという人の意見

就活でインターンシップに参加するのは当たり前と思っていた人にとって、インターンに参加することは意味がないと聞いたときはビックリしたのではないでしょうか?
ここではインターンシップは意味がないという人の理由をいくつか紹介しようと思います。
“インターンシップ”ではなく“会社説明会”だから
インターンシップは、産学連携による人材育成の観点から、学生の就業体験の機会を提供するものであり、社会貢献活動の一環と位置付けられるものである。
(出典:「採用に関する指針」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2017/030_tebiki.html)
とされているようにインターンシップは本来大学生に働く機会を与えるものです。
しかし一方で1dayインターンシップのように、その企業の仕事を体験することはほとんどなく、ほぼ会社説明会のような名ばかりのインターンシップが存在します。
インターンシップは意味がないという人は、このようなインターンシップは参加しても本来あるべきインターンシップではなくただの時間の無駄として考えるのです。
内定に直結しないから
二つ目の理由として、インターンシップに参加しても内定に直結しないというものが挙げられます。
外資系企業やIT企業など一部の企業のインターンシップに参加すると、その後の選考を優遇してくれたりそのまま内定に繋がったりする場合があります。
一つでも早く内定がほしい学生にとってはかなりの朗報ですよね。
一方インターンシップに参加してもこのような特典を受けられない企業は多く存在します。
内定に繋がらないなら参加しても意味ないのでは?という意見があるようです。
インターンに参加することでその後の選考に悪影響が出るかもしれないから
インターンシップは内定に直結する企業は存在します。
しかしインターンシップ参加者全員が内定に直結するというわけではありません。
インターンシップの成績が良かった優秀な学生がその後の選考に優遇され、他の学生は見切りをつけられてしまう場合も。
見切りを付けられてしまったらその後の選考が不利になる可能性があります。
このようなリスクを避けるために、インターンシップに参加しないで本選考勝負にした方がいいと考える人もいるそうです。
インターンシップに参加することは意味がある

ここまでインターンシップに参加することは意味がないと考える人の意見を紹介してきました。
特にほぼ会社説明会でインターンシップなど名ばかりのものについては僕もどうかと思うんですよね。
しかしこうした意見があってもインターンシップに参加することは意味があると僕は考えます。
その理由についていくつか紹介していきましょう。
手っ取り早く企業の概要を知ることができる
もし仮に会社説明会や内定に繋がらないようなインターンシップに参加したとしても、その会社の事業内容やビジネスモデルをある程度理解することができます。
就活を始めたばかりの人にとっては何が知っておけばよい情報なのか分からない人も多いはず。
そんな人にとっては、インターンシップに参加し企業側が学生に抑えておいてほしいポイントの説明を聞いた方が、はるかにネットでその企業について調べるより分かりやすく効率的です。
ただしインターンシップでは基本的に会社の良いところしか言わないので要注意。
企業で行った成功例ばかり話し、負の側面は全く紹介されません。
もし「この企業面白そう!」と感じたら、OB訪問などをしてその企業についてより深く調べて本当に自分に合った企業なのか調べていきましょう。
企業の選別を行える
インターンに参加すると「この企業面白そう!」とポジティブな気持ちになる一方で、「なんかつまらなそう」と感じることもあるはずです。
つまらないインターンシップに参加することはさすがに意味がない?
いいえ、そんなことはありません。
むしろ「つまらなかった」と感じたときのインターンシップこそ参加して意味あるものだと感じられます。
なぜならもうその企業に大して時間をかける必要がなくなるからです。
もしインターンシップに参加せず、そのままその企業にエントリーしたり面接対策をしたりしてたら…
かなりの時間の無駄ですよね。
このようにインターンシップはその企業が自分に合っているかどうかを感覚的に理解し、企業の選別を行うことができるのです。
内定ゲットの挑戦ができる
インターンシップに参加して本選考に悪影響を及ぼしたくないという意見については、本選考で高い倍率で内定を枠を争うよりも少数の学生で行われるインターンシップに参加してそこで頑張って内定に繋げていく方が効率的だと思います。
もし仮に良い結果を得られなくても挽回する余地は残っているので、その悔しさをバネに頑張っていけばよいのです。
まとめ

いかがでしょうか?
インターンシップに参加する意味について様々な意見があると思いますが、僕個人としてはインターンシップに参加することは大いに意味があると考えています。
実際に足を運ぶことで得られる経験はとても大きいです。
もしつまらないインターンシップに参加したとしても、もうその企業を受ける必要がなくなったと考えることができるようになったという意味があります。
就活生の皆さんにはより多くのインターンシップに参加して色々な企業に触れていき、自分に合った企業を探していきましょう!
こんにちは、大学生ブロガーのヒロ(@Hiropto0907)です!