【採用直結の真相解明】インターンシップ先でそのまま就職はあるの?




皆さんはこんな話を聞いたことはありますか?

 

「採用直結のインターンシップに参加するとそのまま内定がもらえるらしい」

「インターンシップに参加すると本選考が有利になるらしい」

 

こうした話、ものすごく気になりますよね。

果たしてインターンシップをしてそのまま就職、なんてことはあるのでしょうか?

今回はそんな疑問を徹底的にリサーチしてみました。

 

企業側のインターンシップの位置づけ

(出典:『就職白書2017』)

 

最初にインターンシップを実施する企業の目的を見てみましょう。

リクルートキャリアが発表している『就職白書2017』によると、企業はインターンシップを実施する目的が「学生の業務や仕事内容の理解」や「社会貢献」といった内容が上位に占めています。

 

しかし一方で、採用に直結したものとして実施」と回答している企業が全体の約10%見受けられます。

このデータから、少なからずインターンシップから直結して学生を採用している企業が存在しているようです。

 

インターンシップでそのまま就職はあるのか?

それではここから実際にインターンシップからそのまま就職している企業がどのような方法で採用直結を行っているか、インターンシップの種類で切り分けてみていきましょう。

短期インターンシップの場合

 

まずは短期インターンシップの場合についてです。

短期インターンシップは学生が夏休みや冬休みなどの長期休みの際に行われるインターンシップです。期間は3~5日間のものや1か月ぐらいのものが基本です。

短期インターンシップでは参加すると採用直結をはじめとした様々な優遇措置が取られるみたいです。

 

【採用直結】

採用直結とはインターンシップに参加した学生は特に普通の選考フローを経ることなく、内定がもらえるということです。

インターンシップに参加した学生を水面下で囲い込んでいき、その学生に入社意思があることを確認できたら、選考活動の解禁である6月1日に内定をあげるといった方法が多いようです。

 

【本選考優遇】

採用直結とまではいかないけど、本選考である程度優遇してあげるよ、といったものです。

本選考優遇の例として、早期選考の実施、エントリーシートの免除、グループディスカッションの免除、一次面接の免除、インターンシップに参加していない学生とは別ルートの選考を用意する、といったものが代表的な例ですね。

 

【インターン参加者イベント実施】

あまりガツガツと囲い込みはしないけど、適度にイベントを行い学生にどんどん自社のことに関心を持ってもらおうとするものです。

例えば模擬面接を実施して学生の面接の練習を行ったり、インターンシップ参加者限定の会社説明会を行ったり、社員交流会を設けたり、といった具合にです。

 

長期インターンシップの場合

 

次に長期インターンシップの場合についてです。

長期インターンシップでは内定直結インターンが多くあるそうです。

ここではケースごとに見ていきましょう。

 


【ケース1】

個人的な話になってしまうのですが、私が長期インターンシップでお世話になったとあるインターネット広告代理店のインターンシップは内定直結型でした。

大学3年の6月から始めたインターンシップでしたが、大学4年の4月ごろ、その企業の方からここで働くかどうかの意思確認をされることに。

とても居心地がよく仕事も楽しい企業でしたが、同時期に私は他社から内定をもらっていてその企業に就職するつもりだったので残念ながらお断りする結果となりました。


【ケース2】

私がインターンシップ先でお会いした一個上の先輩も、インターン先での内定は6月に断り、同時期に内定をもらった大手のインターネット広告企業に就職することになっていました。

しかし結局雰囲気が自分に合わないと考え、内定を辞退し、その後9月から再び始めたインターンシップ先のベンチャー企業に内定直結で就職しました。


【ケース3】

ある友人のインターン先では学生が10数名いるため、全員が全員そのまま採用というわけではないそうです。

しかしインターン先から優秀な人は「うちでそのまま働かない?」といった話はあるそうです。


 

このように長期インターンシップでは採用直結のインターンシップが多く、採用直結ではなくてもインターン先で実績を挙げれば誘われることもあるそうです。

特に中小規模のIT企業では内定直結型が多く見られます。

 

インターンシップに参加した学生はどのくらいその企業に就職してる?

(出典:『就職白書2017』https://www.recruitcareer.co.jp/news/20170215_02.pdf

 

ここまで本選考直結インターンの実態について見てきましたが、このようにインターンシップに参加してそのまま就職する学生はどのくらいいるのでしょうか?

ここでもリクルートキャリアが発表した『就職白書2017』を見てみましょう。

 

これは大学生のインターンシップ参加企業のへの入社予定状況のグラフです。

これを見てみると学生のインターンシップ参加企業への就職率は全体の22.4%であり、約4人に1人はインターンシップに参加した企業に就職するということになります。

このデータはインターンシップから採用直結で就職した人、というデータではありませんが、インターンシップに参加してそのままその企業に就職する学生の割合は年々増えていることが分かります。

 

インターンシップは企業と学生のミスマッチを無くす場

なぜこのようにインターンシップに参加すると採用に直結したり本選考が優遇されたりするのでしょうか?

その最大の目的は企業と学生のミスマッチを防ぐためです。

 

3年後離職率というものを知っていますか?

日本の新卒の社会人が三年以内に離職する割合なのですが、日本は約3割。

大体3人に1人は新卒で就職した企業をやめてしまうのです。

 

この原因としてよく挙げられるのが、学生側の「就職したけど、こんなはずじゃなかった」という企業とのミスマッチ。

学生と企業の間のミスマッチは誰も得はしませんし、避けなければならない課題です。

 

そこで入社前に企業側はより自社について仕事や業務内容を理解してもらい、ちゃんと理解し切ったうえで入社してほしいがためにインターンシップを行っているのです。

企業側はより自社について理解した人に入ってほしいので、インターンシップに参加した学生を優遇するのでしょうね。

 

まとめ

いかがでしょうか?

インターンシップからそのまま就職する採用直結は存在し、そうした方法で就職する学生が年々増えてきていることがわかったでしょうか。

やはりインターンシップに参加すると大きなメリットが得られそうですね。

これからもますますインターンシップの重要性は増してくるはずなので、興味のあるインターンシップがあればどんどん応募し、本選考を有利に進めていきましょう!